流出・氾濫(2)

[II-143] 都市部ため池流域における流出特性

〇古田 悠二¹、庄 建治朗¹ (1.名古屋工業大学)

キーワード：流出解析、流域、洪水

本研究は名古屋市都市域における流出特性を把握するための研究とする。

流出特性を把握することにより近年頻繁に発生する豪雨災害の被害を少なくすることが可能である。名古屋市には17世紀以降に新田開発のために築造されたため池が現在も残っている。特に緑区では多くのため池が現存しており、洪水調節や公園の一部として利用されているところがある。それを用いることで流域からの流入出を計算するのが容易となるため、ため池を利用する。

現段階では小さい流域に関してある程度制度の良いパラメータを求められることができたが、すべての降雨に対して当てはまるわけではないので今後の課題としている。