Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第II部門

河川計画・管理

Chair:Kosuke Tabata

[II-159] STUDY ON RIVERINE FOREST ISSUES IN TAKATSU RIVER

〇Yosuke Miyagawa1, Syohei Miyata1, Takuma Kobayashi1, Hiroyuki Fukui1, Mamoru Tabara2, Kota Inaba2 (1.CTI Engineering Co., Ltd., 2.Hamada office of River and National highway)

Keywords:riverine forest issues, polarization, simulation model with vegetation growth and disappearance, climate change, countermeasures, monitoring

河道の二極化は全国の多くの河川で生じているが、ダムのない高津川においても課題となっている。本研究は、二極化の進行状況、進行要因に関連する各種資料の経年的な整理を行い、土砂供給量の減少と洪水外力の低下が二極化の主要因と推定した。また、d4PDFの分析結果より設定した将来外力を用いて、気候変動による二極化への影響を評価した。その結果、気候変動に伴う外力増大によって、二極化の進行がさらに加速する可能性を示唆した。現在、高津川では、二極化抑制のため、掘削断面形状を斜め掘削にする等の対策を行っている。今後も継続的なモニタリング調査等を行い、今後の河床掘削、河道の維持管理に反映していく予定である。

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