[II-170] 根谷川を対象にした礫床河川における河川改修後の流況改善効果の評価法
キーワード:洪水流解析、河川改修、礫床河川、量的評価、質的評価
本研究では太田川水系根谷川を対象にH26.8豪雨とH30.7豪雨による2つの洪水と,その洪水を受けた改修前と一部改修後の河道を用い洪水流の再現・クロス解析を行い,河川改修の効果を河道の量的・質的視点により検討することを目的とした.流出解析を行った後,再現計算を行い痕跡水位や観測水位と比較する.各河道に既往最大流量を記録したH26.8豪雨の流量ハイドログラフを与え,洗掘位置と危険個所の変化を確認し,河川改修の影響を考察する.河道事業により変化した河道の危険度が低減した一方で,河道内構造物の付近では危険個所が変化しておらず,本研究により河川改修の効果を河道の量的・質的に検討する有効性が示された.
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