令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

令和元年の水害

座長:竹之内 健介

[II-217] 令和元年東日本台風の旗川越水による足利市での洪水氾濫の概要

長尾 昌朋1、上岡 充男1 (1.足利大学)

キーワード:令和元年東日本台風、洪水氾濫、痕跡調査、足利市、旗川

令和元年東日本台風による大雨により足利市では甚大な湛水被害を受けた。本研究では、洪水氾濫の痕跡を調査し、その概要を明らかにした。まず、旗川で越水が発生し、洪水は南西方向に流れた。それは、両毛線の盛土で滞留し、出流川に流入した。そのため、出流川では越水と堤防の決壊が発生し、洪水は尾名川流域へ流れ込んだ。これが足利市の尾名川流域での湛水の主因と考えられる。

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