[II-174] ジェットポンプ式流動装置の吸引・混合性能に及ぼす装置形状の影響
キーワード:ジェットポンプ式流動装置、水質改善、PIV、混合特性、吸引
湖沼などの水質対策の一つとしてジェットポンプ式流動装置がある.既往の研究では混合管長と管径の比が5~6倍必要であることと推定されているが,これは駆動水口のノズル径が同一条件での結果であるため,本研究ではノズル径の違いも含めた装置形状の違いが混合管への吸引と混合特性に及ぼす影響について,流速分布測定とPIV計測から検討した.その結果,ノズル径による流量の増減が駆動水流量と吸引水流量で反対となるため,吐出流量が最大になるノズル径と混合管径の比が存在することが判明し,その場合,混合管径に対する管長の比が10倍以上であれば混合管の大きさに依存せず,混合管内で十分に混合が完了することが明らかとなった.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン