令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

水環境

座長:横山 勝英(東京都立大学)

[II-180] 全国一級水系から海へ排出される総プラスチック量の算定

〇吉田 拓司1、片岡 智哉2、二瓶 泰雄2 (1.八千代エンジニヤリング、2.東京理科大学)

キーワード:マイクロプラスチック、マクロプラスチック、海洋ごみ、流域圏、一級水系

G20大阪サミットで共有された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」にて,2050年までに海洋プラスチックごみによる新たな汚染をゼロとする事が表明された.海洋プラスチックごみの発生源としては,陸域起源のごみが河川を経由して輸送される事が主であると指摘されている.そのため,プラスチックごみ問題についても,河川流域単位で対策を講じていくことが必須である.本研究では,一級水系を対象としたMicP・MacPの和である総プラスチック量を算定する事を試みた.その結果,水系ごとにプラスチック排出量が異なる事が確認され,日本全体に対する一級水系からの寄与率は約61%と算定された.

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