[II-192] 流砂関数を用いた不等流におけるエネルギー勾配の推定
キーワード:エネルギー勾配、不等流、流砂関数、模型実験
エネルギー勾配の算定にはManningなどの等流の流速公式が頻用される。Manning式を用いる場合、粗度係数nは定数とする。一方、同一の底面材料であっても不等流では、そのエネルギー勾配の算定に流速と水深の組合せ毎に決定されるnを用いた方が合理的である。本研究では、nを定数とした等流の思想のエネルギー勾配により、不等流のエネルギー勾配をどの程度記述できるかを調べるため以下を実施した。不等流が期待できる交互砂州を発達させる模型実験を行い、そこで得られた測定値を流砂関数に与えることで粗度係数を介さずに不等流のエネルギー勾配を算定し、等流のそれと比較し、両者の差異が50%以上あることを明らかにした。
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