令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

流路・河床変動

座長:溝口 敦子(名城大学)

[II-194] 河川環境の再生を目指した水制群間の土砂堆積効果に関する研究

榑林 利晃1、冨永 晃宏1 (1.名古屋工業大学)

キーワード:水制、河川環境、土砂堆積、PIV

近年,木曽川三川の下流部において干潟の減少が問題になっており,水制を連続して並べた水制群を各所に設置し,水制の機能の一つである土砂の堆積による干潟の再生を期待している.そこで木曽川における水制群の一部を参考にし,出水時に水制群の作る流れ構造が土砂輸送にどのように影響しているのか実験及び数値計算により検討した.結果として,透過型水制を用いることで土砂堆積が期待でき,最適な透過率が存在することが確認された.また,透過型水制群に関しては再現に成功した数値計算及び実験式を用いれば,木曽川現地のスケールに合わせた検討が可能であると考える.

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