令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川・水理構造物(2)

座長:竹村 吉晴(中央大学研究開発機構)

[II-11] 河川橋脚における各種洗堀対策工の補強効果に対する実験的検討

〇井上 隆1、倉上 由貴2、佐名川 太亮2、二瓶 泰雄1 (1.東京理科大学、2.鉄道総合技術研究所)

キーワード:橋脚、河川橋梁、局所洗堀、洗堀対策工、根固め工

近年,集中豪雨に伴う大出水により河川橋脚周辺が局所洗掘され橋梁橋脚の沈下や河川橋梁の落橋が多発している.古くから橋脚の局所洗堀に関する研究がなされているが,洗堀対策工自体の移動限界条件や対策工設置後の耐洗堀効果や敷設範囲,更に維持管理方法など未だに不明確な部分が多い.本研究では,小型模型実験を行い橋脚の様々な洗堀対策工(ホロースケヤー,ボトルユニット,シートパイル)の補強効果を明らかにすることを目的とする.結果として「透過型」であるボトルユニットを用いることが洗堀深・洗堀面積を抑制し,さらに洗堀が顕著となる橋脚上流側のみに設置するだけで十分な効果を発揮することが実験的に明らかとなった.

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