令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

河川・水理構造物(2)

座長:竹村 吉晴(中央大学研究開発機構)

[II-17] 高速流中において跳躍する砂礫の衝突圧力の計測

〇石田 卓也1、中西 哲1、石神 孝之1 (1.国立研究開発法人土木研究所)

キーワード:摩耗、砂礫、排砂バイパストンネル、高速流

排砂バイパストンネル等の河川構造物では、流水とともに高速で砂礫が通過するため、施設に損傷を与える。本研究は、高速流中に礫を投入し、跳躍する礫が水路底面へ作用する圧力、面積について圧力シートによる計測を行った。その結果、粒径100mmの礫であっても衝突面積は約30mm2程度であり、作用荷重は流速15m/sの流れであれば約4,000Nであることが明らかとなった。加圧面積は、粒径と流速が大きいほどばらつき、作用荷重も大きく変動する。

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