[II-83] Small-scale experiments of the reduction countermeasure of sunami bore force
Keywords:tsunami, bore force, hydraulic experiment
防潮壁に作用する津波波力は,津波衝突時の段波波力と浸水深増大時の重複波力に大別される.このうち段波波力は評価方法が確立していないのが現状であり,段波波力を低減できれば,重複波力の算定手法により津波波力の評価が可能となる.本研究では段波波力の低減を目的として,防潮壁前面に設置する突起対策工を提案し,同対策工による低減効果検討の第一段階として小規模水理模型実験を実施した.本実験の結果より,対策工に一定の長さを確保することで段波波力の低減効果が得られることが示された.また今回の実験範囲では,対策工の幅が異なっても対策工の設置率が同じであれば,段波波力の低減効果はほとんど変わらないことが確認できた.
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