令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

津波・高波(2)

座長:宮田 正史(国土技術政策総合研究所)

[II-89] 没水型長周期波対策マウンドに適用した有窪型消波ブロックの耐越波安定性の周期特性

松下 紘資1、鶴江 智彦1、平山 隆幸2、河村 裕之2、平石 哲也3 (1.日建工学株式会社、2.三省水工株式会社、3.京都大学防災研究所)

キーワード:没水型長周期波対策マウンド、有窪型消波ブロック、耐越波安定性、周期特性

港内の長周期波対策工として提案されている没水型マウンド構造物について,被覆材に有窪型消波ブロックを適用した場合の耐越波安定性の周期特性を検証するため,水理模型実験を実施した.実験では,混成堤断面を対象とし,入射波の周期は10s,14s,18sの3種類を設定した.波高は6.0mから8.0mまで0.25m刻みで上げていった(値はすべて現地量).実験の結果,有窪型消波ブロックの入射波周期ごとの越波に対する安定数算定式が得られた.周期特性について,入射波の周期が短いと越波に対する安定性が高く,周期が長いと安定性が低くなることがわかった.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン