令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

水圏の環境・生態系

座長:赤松 良久(山口大学)

[II-21] 洪水による侵入初期段階の植生破壊および河川地形への影響に関する研究

〇周 月霞1、戸田 祐嗣2、砂原 健汰2 (1.パシフィックコンサルタンツ(株)、2.名古屋大学)

キーワード:侵入植生、植生破壊過程、地形変動、流失、土砂堆積

本研究は,洪水による侵入初期段階の植生の破壊過程および周辺河川地形や既存植生に与える影響を解明するために,三重県にある鈴鹿川(砂河川)を研究対象として,現地調査と数値解析を実施した.調査・解析の結果から,以下のことが分かった.①侵入初期段階の植生においても,洪水時の河床変動(低下・堆積)が植生破壊の主な原因である.②侵入植生は,流速低下,土砂堆積をもたらし,既存植生の破壊率を低下させる効果がある.

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