令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第II部門

管路・氾濫流と水理計測

座長:椿 涼太(名古屋大学工学研究科)

[II-32] 高速地下水流速を対象とした高頻度・高密度観測手法の開発

〇小堀 圭祐1、松本 健作1 (1.群馬大学 理工学府 環境創生部門)

キーワード:地下水、観測手法、可視化システム、3Dプリンタ

本研究では,高速流動地下水を対象とし,高頻度・高密度観測が可能な地下水流向・流速測定装置を,3Dプリンタを用いて独自開発し,その現地適用性について検討することを目的とした. 3Dプリンタを用いたことで多種多様な指針を装置に取り入れることができ,観測環境に応じて指針の選択をすることが可能となった.現場観測結果は深度ごとに卓越的な水平流向流速及び鉛直流向流速を検出し,地盤の粗密状態に起因する流動状態を正確に示しており、本手法は河川近傍のような高速流動する伏流水場において十分な現場適応性があると考えられる.

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