令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

斜面(1)

座長:岩佐 直人(日鉄建材)

[III-07] 弾性波探査に基づく切土のり面の安定度評価手法の検証

〇永田 政司1、菊本 統2、Bhowmik Sharmily2、村上 豊和3、佐藤 尚弘4 (1.中日本高速道路株式会社、2.国立大学法人横浜国立大学、3.株式会社高速道路総合技術研究所、4.明治コンサルタント株式会社)

キーワード:切土のり面、風化、弾性波探査

切土のり面は,年月とともに地盤が風化することで不安定化し,降雨等により崩壊に至ることがある.このような切土のり面の効果的な予防保全を実現するには,のり面の不安定化機構を明らかにした上で,健全性を適切に評価する必要がある。しかし,地盤の風化とのり面の不安定化の要因として,地形や地質,地層の走向・傾斜,地下水などが考えられているものの,支配的な影響要因は必ずしも特定されていない。そこで,NEXCOでは,建設直後から40〜50年に渡り弾性波探査による長期追跡調査を行い,地盤の風化を調査してきた.本論では,弾性波探査から導いた風化に対するのり面の安定度評価指標を地盤調査結果により検証したので報告する.

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