[III-27] SfM解析による集水井工の深度別偏心量計測手法の開発
キーワード:集水井、SfM解析、3Dモデル、維持管理、偏心量、地すべり
変状が確認されている集水井工において補修を検討する際,偏心量を計測する必要があるが,現在の技術では井戸内への立ち入りが前提であり,外部から簡易に測定することは困難である。そこで井内に吊り下ろしたデジタルカメラで撮影した静止画によりSfM解析を実施し作成した3Dモデルから井戸の偏心量を測定できないか試みた。
結果,目視上確認が困難な変形がとらえられたことに加え,解析上算出した変位方向が実測と一致しており,本手法の適用性が示された。一方で実測と計測結果では76mm程度の差が確認されたため,今後は基準点の取り扱いなどを工夫し更なる精度向上に努める所存である。
結果,目視上確認が困難な変形がとらえられたことに加え,解析上算出した変位方向が実測と一致しており,本手法の適用性が示された。一方で実測と計測結果では76mm程度の差が確認されたため,今後は基準点の取り扱いなどを工夫し更なる精度向上に努める所存である。
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