令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

試験法・調査法(1)

座長:久保 裕一(中部土質試験協同組合)

[III-41] 重錘を用いた新しい貫入試験方法の開発

岩井 勝哉1、末政 直晃1、柴田 健吾1、木下 文男2 (1.東京都市大学、2.TRD工法協会)

キーワード:TRD工法、重錘、貫入試験、青粘土

ソイルセメント連続地中壁工法時に伴うソイルセメントの品質管理試験としてテーブルフロー試験が用いられている.しかし,試験時間が長いため,本研究では,短時間にソイルセメントの柔らかさを測定することが可能な新しい試験方法の確立を目的としている.本報告では,ボール貫入試験を基に重錘を用いた新しい試験装置の実用化を検討し,室内模型実験を通して他の試験方法との比較を実施した.本実験では,青粘土を用いて仮想軟弱地盤を作成し,大きさや形状が異なる6つの重錘を使用し,最も貫入しやすい重錘を確認した.次に,選定した重錘とテーブルフロー試験やボール貫入試験の非排水せん断強度を比較した結果,同様の試験結果が得られた.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン