令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤の変形・強度

座長:吉川 高広(名古屋大学大学院)

[III-66] 低混合率ベントナイト混合砂の構造が力学特性に及ぼす影響

盛 哲1、小高 猛司1、李 圭太2、久保 裕一3 (1.名城大学 、2.日本工営、3.中部土質試験協同組合)

キーワード:ベントナイト、構造、三軸試験、堤防

河川堤防は防災構造物として,降雨と洪水などの堤体内浸透による破堤現象がよく見られる。特に,実際の河川堤防では室内透水試験での評価よりも大きな透水性を有していることが指摘されており,堤体への降雨と洪水の浸透抑制することが堤防被災を防止するために必要不可欠である。本研究グループでは,堤体浸透対策効果の強化させるため,遮水性能が高い自然材料であるベントナイトを用いた法面被覆工法を提案している。本報で,実堤防土を模擬した砂質土試料に透水性の低いベントナイトを3%混合した試料,また含水比10%と5%の試験ケースを用いて,三軸試験を実施し,低混合率のベントナイト混合堤防土のせん断強度特性について検討した。

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン