令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

トンネル(3)

座長:加藤 猛士(川崎地質株式会社)

[III-98] 大土被り条件下を想定した変位制御型段階式二重支保工の適用性に関する考察

〇村上 浩次1、北村 義宜1、宇津野 衞1 (1.鹿島建設)

キーワード:大土被り、可縮支保、二重支保、変位制御

著者らはこれまでに欧州の大土被りトンネルでの施工事例を参考にして,土被りが1,000mを超えるような国内で経験したことのない大きな地圧条件下において,一部に可縮部材を持つ柔な支保構造によるトンネル施工の成立性について検討を行ってきた.本文では,施工の途中段階において可縮部材の可縮機能を停止する構造の適用性について検討したので,その結果を報告する.

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