令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

数値解析(1)

座長:中井 健太郎(名古屋大学)

[III-135] 微小変形理論に基づくCam-clay modelの陰的応力更新アルゴリズムの構築

小松 龍ノ介1、山田 正太郎1、京谷 孝史1、松原 成志朗1、劉 暁東1 (1.東北大学)

キーワード:Cam-clay model、亜弾性、リターンマッピング、整合接線係数

弾塑性構成則に適用されるリターンマッピングアルゴリズムは,一般に超弾性構成則の使用を前提に構築される.一方で Cam-clay model の弾性成分には圧力依存型の亜弾性構成則が用いられる.そこで,本研究では微小変形理論に基づく原形の Cam-clay model に適したリターンマッピングアルゴリズムを新たに構築すると共に,同アルゴリズムに整合する接線係数を導出する.加えて,構築したアルゴリズム及び整合接線係数が適切に機能するか検証を行う.

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