[III-43] 動的コーン貫入試験の打ち止め貫入量の検討
キーワード:動的コーン貫入試験、杭の衝撃載荷試験、CASE法
我が国では小規模構造物の地盤調査法として動的コーン貫入試験がある.この調査法はNd値をN値と比較した換算式は提案されているものの,両者には常に高い相関性を得られるとは言い難い.また,杭基礎構造物の設計では杭の動的載荷試験より1打撃毎に地盤の硬さを算定できるだけでなく荷重変位曲線から杭基礎の設計支持力算定に適用できる.そのため,動的コーン貫入試験において荷重変位曲線から杭基礎の設計支持力を算定することができれば新たな地盤調査の評価として確立できる.そこで本研究では,1打撃毎の各種情報からロッド先端部の地盤強度情報の高精度化を図ることを目的として模型地盤に対して動的コーン貫入試験を実施した.
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