令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

数値解析(1)

座長:中井 健太郎(名古屋大学)

[III-138] 押出し性地山条件下におけるトンネル断面形状と側圧係数の関係

今里 光紀1、長谷 陵平1、淡路 動太1 (1.清水建設(株))

キーワード:押出し性地山,山岳トンネル,トンネル断面形状,側圧係数

押出し性地山条件下では,トンネル内空方向へ生じる大きな変位に対して,トンネル構造体の安定性を確保するために,トンネル断面形状をより円形に近づけて,剛な支保工で全周を囲みリング構造とすることがある.本検討では,二次元有限要素法により数値解析を行い,押出し性地山条件下において,土被りに応じたトンネル断面形状と側圧係数の関係について考察を行った.その結果,押出し性地山条件下において,合理的なトンネル断面形状の設計を行う際は,変形モードや側圧係数を考慮して最適なトンネル断面形状を選択することが重要であることが明らかとなった.

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