[III-166] 振動を用いたグラウンドアンカー緊張力測定方法の実用化
キーワード:グラウンドアンカー、残存緊張力、共振周波数、スウィープ、スペクトログラム
グラウンドアンカーの残存緊張力を非破壊で推定する方法として,アンカーのPC鋼材の余長部を加振して自由長部の固有振動を励起し、共振現象を利用して固有振動周波数を測定する方法を提案した.定着タイプの異なる3種類の実物大アンカー模型を使用し,緊張力の変化に伴う自由長部の固有振動周波数の変化が観測できるかどうか,模型実験によって検討した.その結果,余長部のみでのバイブレータ加振と加速度計測定によって,自由長部の固有振動周波数を検出することができ、自由長部を「弦」と見なして作用する緊張力を推定可能であることがわかった。
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