[III-170] ソイルセメント地中連続壁へのペーパースラッジの適用性の検討
キーワード:ペーパースラッジ、ソイルセメント地中連続壁、長期安定性、混和材
紙・パルプ製造業の産業廃棄物排出量の約70%はペーパースラッジ(PS)と呼ばれる有機汚泥である.このPSを再資源化することは, 廃棄物の発生抑制に有効な手立てであり, その手法の確立が求められる.PSの活用技術としては,地中連続壁工法のソイルセメントにPS添加することでソイルセメントの流動性などの品質が向上することが確認されている.
本研究では,この既往研究成果を踏まえ,PSを添加したソイルセメントの流動性,材料分離抵抗性を確認し,PSのソイルセメント用混和材としての性能を評価した.さらに,PSに含まれる有機質の腐敗がソイルセメントの品質に及ぼす長期(2~3年程度)安定性を評価した.
本研究では,この既往研究成果を踏まえ,PSを添加したソイルセメントの流動性,材料分離抵抗性を確認し,PSのソイルセメント用混和材としての性能を評価した.さらに,PSに含まれる有機質の腐敗がソイルセメントの品質に及ぼす長期(2~3年程度)安定性を評価した.
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