[III-171] A study on deformation behavior of self-retaining wall with high rigidity and short setting depth
Keywords:self-retaining wall , excavation, Aluminium rod bearing capacity test
自立式土留めの設計において,土留め壁の剛性と根入れ長とのバランスを合理的に設計することが求められる.著者らは地盤の破壊を簡易的に模擬できるアルミ棒積層体を用いて自立式土留め壁の剛性と根入れ長(壁長)を主たるパラメータとした模型実験を行っており,本報文では掘削深さと水平変位の関係に着目し,特に相対的に剛性が高く根入れが短い場合に実験結果が理論値とどのような関係にあるかを考察した.結果,剛性が高い土留め壁はβL=1.2〜1.7程度を確保することで理論値で推定可能だと考えられ,また,実務で用いられる一般的な目安(例えばβL≧2.5)はこれに対して安全側であることが確認できた.
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