[III-173] 頭部固定式二重土留め工法の変形抑制効果に関する検討 -遠心模型実験-
キーワード:⼟留め⼯法、仮設構造物、遠心力模型実験
頭部固定式二重土留めは鋼矢板を掘削面に対して二重に設置し,それらの頭部を固定し,鋼矢板と矢板間の中詰め土の相互作用をもって背面地盤の変位を抑制する仮設工法である.従来の工法に比べ,切梁の数を抑えることができ,アンカーも必要としないため,掘削内部における躯体構築の生産性を向上させ,用地を確保しづらい都市部の工事現場においても適用可能な土留め工法である.本研究では,遠心模型実験を実施し,二重土留め工法における鋼矢板どうしの頭部固定効果と鋼矢板間の離隔が土留めの背面地盤に対する変形抑制効果に与える影響について確認した.本報文では,遠心模型実験の概要と実験結果について報告する.
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン