[III-37] 降雨形態の変化が非定常拡張H-slider法を活かした自然斜面の崩壊発生予想時刻に与える影響
キーワード:自然斜面、崩壊発生予測、H-slider法、降雨強度、平成30年7月西日本豪雨
自然斜面の崩壊発生予測手法の確立は人命や財産を守るために必要な対策として、古くから研究がなされてきた。本研究では平成30年西日本豪雨によって被災した鹿児島県古里町での崩壊斜面を参考に、降雨による斜面崩壊に着目し、H-slider法と呼ばれる降雨強度に着目した崩壊発生予測手法を基に自然斜面の崩壊発生時刻の予測を行った。また、近年、発生する集中豪雨などにも対応した崩壊予測手法を考え、降雨形態の変化による崩壊発生予測についても検証した。本研究では、降雨形態の変化によって崩壊発生予想にも変化が生まれ、累計雨量が崩壊発生予想に影響を及ぼすと考えられることを示した。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン