令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土の動的性質

座長:三上 武子(基礎地盤コンサルタンツ株式会社)

[III-71] 粒子構造と粒子形状が液状化強度に及ぼす影響(その2)

〇出野 智之1、原田 健二1、矢部 浩史1、江副 哲1、日下部 真佑1 (1.不動テトラ)

キーワード:粒子構造、供試体作製、液状化強度

締固め砂杭工法による液状化抵抗増加に寄与する要因として,施工時のせん断履歴に伴う土粒子構造の形成に着目し,粒子構造(供試体作成方法)の相違による液状化強度の影響について言及している.本研究では、熊本硅砂を用いて中密なDr=60%における繰返し三軸試験を行い,粒子構造(供試体作製法)の影響を確認した.その結果,打撃法(2回)が空中法(30cm)より液状化抵抗が小さくなる傾向を示し,わずかな打撃では落下による土粒子構造の形成は強固にならなかった.

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