[III-76] 繰返しせん断履歴を受けた粘性土の透水係数
キーワード:透水係数
底版にかかる水圧を低減する目的で排水を行う地下構造物において、底版下地盤を止水壁で囲み湧水量を減じる工夫を行っている。このような構造物が地震による繰返しせん断を受けたときに、止水壁の根入れ深度に位置する粘性土地盤の透水性がどのように変化するかは湧水量を支配する課題の一つである。本報では、根入れ先端付近に位置する粘性土地盤について、繰返し履歴を受けていない常時および繰返し履歴を受けた地震後の透水係数を要素試験により比較した。その結果、繰返しせん断ひずみ履歴を経験しても透水係数はほとんど変わらないことがわかった。
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