令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

土の動的性質

座長:三上 武子(基礎地盤コンサルタンツ株式会社)

[III-79] メタンハイドレート生産時における出砂現象に関する実験的検討

舩橋 知希1、〇柴山 周也1、赤木 寛一1、安部 俊吾2 (1.早稲田大学、2.石油天然ガス・金属鉱物資源機構)

キーワード:メタンハイドレート、出砂現象、限界導水勾配

メタンハイドレート(以下MHと略す)は,日本近海の海底下に存在する膨大なエネルギー資源として注目されている.MHの生産手法として,MH胚胎層の圧力を低下させて分解する減圧法が有望視されている.しかし,減圧法適用によりメタンガスや水とともにMH胚胎層周辺の砂が流入する出砂現象が確認されている.この出砂現象を評価すべく内田らによって解析モデルの構築が進められているが,計算では導出が困難なパラメータが存在する.本報告では,内田らの解析モデルに必要なパラメータを実験的に導出すべく,実験的検討を行った結果を報告する.今回の実験では,等方圧および異方圧条件下における限界動水勾配の算出を行った.

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