[III-46] AEトモグラフィ法における同定対象パラメータの拘束条件の影響
キーワード:非破壊検査、AE、AEトモグラフィ法、進行性破壊、逆解析、同時反復法
地盤内部の微小な変形から大規模災害につながる恐れがある進行性破壊を評価する際,AEを用いた試みが報告されている.しかし,従来の手法では対象の弾性波速度分布を均一と仮定していることが多く,実地盤を対象とする際には, その弾性波速度分布の不均一性等が影響し,弾性波の屈折及び回折によって破壊の把握が困難な場合があった.そこで,本研究では,破壊位置の標定において弾性波の屈折及び回折を考慮することできる波線追跡法を組み込んだAEトモグラフィ法による地盤の進行性破壊評価手法の開発の前段階として,物性が不確かで不均一な対象において弾性波速度分を同定する場合の拘束条件が与える影響について数値実験より検討した.
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