[III-109] 覆工背面の実情と防水シートに求められる仕様に関する検証
キーワード:山岳トンネル、覆工、防水シート、漏水対策
NATM工法が導入されて約半世紀が経過するが,防水シートの現在の仕様でも確実な防水には至らず漏水が確認されている.防水シート破損については,覆工コンクリートの解体などが生じた際に複数確認されるが,打設時のシート状態について具体的な調査がされたことはなかった.そこで,これらの調査検証は今後の漏水対策につながり,さらに漏水によって生じる構造物の劣化を抑え,構造物の長寿命化に寄与するものと考えられる.本稿は,覆工コンクリート打設時のひずみや圧力等を測定することにより,コンクリート打設によって生じる防水シートの破損に至る条件等さまざまな検証結果について述べるものである.
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