[III-176] 鋼矢板土留め壁の水平変位抑制に関する検討(1)
キーワード:鋼矢板、自立式擁壁、数値解析
施工技術の進化に伴い,鋼矢板を用いた連続壁も傾斜を有した自立式土留め壁(以下,「斜壁」と称す)が実用化されている.斜壁にすることで,掘削時の壁体頭部の水平変位を抑えられる効果が大きくなる。さらにアンカーや控え壁を併用することでより変位を抑えることが可能である.しかし,背面側の施工空間が必要となる課題が生じる.そこで考案されたのが,斜壁の弾性復元力を利用して掘削側への地盤変形を抑止する工法である.本稿では2Dの数値解析を用いて,弾性復元力の効果を検討した結果を紹介する。
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