[III-180] 狭隘部における既設石積み擁壁の耐震補強に係る設計事例
キーワード:鉄道、石積み擁壁、狭隘部、耐震補強
近年、鉄道盛土部の土留め構造物として設置されている石積み擁壁の耐震補強が進められており、引留め式補強、ネット補強、地山補強式補強などの方法が一般に採用されている。本工事は、東京都内地下鉄の地上区間に設置されている既設石積み擁壁の耐震補強を目的としており、標準工法は引留め式補強(自立性地山)ならびに中径棒状補強材を用いた地山補強式補強土擁壁(非自立性地山)を採用している。当該箇所は隣接する建物と近接した擁壁が対象であり、標準工法での施工が困難であることから、同擁壁に対して求められる要求性能や変形レベルから所定の耐震性能を満足するための補強仕様について設計を行った事例を紹介する。
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