令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

斜面(5)

座長:森 友宏(前橋工科大学)

[III-183] 航空レーザー測量を利用した差分解析による流出土砂量の算出とその傾向

〇小谷 拓弥1、柳迫  新吾1、下野 宗彦1、村上 豊和2 (1.西日本高速道路エンジニアリング中国、2.高速道路総合技術研究所)

キーワード:地盤災害、斜面侵食、土石流

平成30年7月豪雨は西日本の広範囲に甚大な被害をもたらし、西日本高速道路(株)が管理する高速道路においても区域外からの土砂流入災害により多くの被害を受けた。被災土量を把握するため、被災前後の航空レーザ測量結果より、標高の差分解析を行い、区域外から流出した土砂量を算出した。 また、過去に高速道路沿線の渓流調査を実施しており、土砂量を確認している。本論文では、差分解析で算出した土砂量と渓流調査で確認した土砂量を比較した結果、流出土砂量に差が無く、渓流調査の妥当性が確認された。

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