[III-187] 鉄道土木構造物における台風19号(2019年)の被害について
キーワード:鉄道土木構造物、台風19号、降雨防災対策
2019年の台風19号により,西東京~山梨エリアにおける弊社の鉄道土木構造物でも多数の被害が発生した.今回の被害の特徴は,線路内への土砂流入の件数が多かったものの,弊社敷地外で広範囲に降った雨が周辺の土砂崩壊を引き起こし,結果的に線路への土砂流入に至ったケースが多いことである.弊社敷地内で発生した土砂崩壊はほとんどなかったことから,過去に行った降雨防災強化対策工事がその機能を発揮した結果であると考えている.現在は,将来の大雨に備えるため,恒久的な対策を推進しているところである.本書では,降雨防災強化対策工事や台風19号による被害の概要報告および今後の防災対策の展望について報告を行う.
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