Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

地盤改良(1)

Chair:Noriaki Nakajima

[III-205] Simulated ground chemical grouting experiment with CNF added.

Yosuke Watanabe1, Jun Kawamura1, Saitoh Takumi2, Akagi Hirokazu2 (1.Chemical Grouting Co., Ltd., 2.Waseda University)

Keywords:chemicalgrouting, cellulose nanofiber(CNF), Simulated ground grouting experiment

これまで仮設利用されてきた薬液注入工法は薬液の耐久性も実証され液状化対策にも利用されている。特に地盤変位を起こすことなく施工可能なことから既設構造物下の事例も増えている。しかし薬液を浸透注入させた地盤の改良強度は100kN/m2程度でレベル2地震動のように大きな改良強度を要求される場合、強度不足と判定されることがある。このことから近年薬液固結砂の強度増加に関する検討が増えており、既往の研究ではセルロースナノファイバー(CNF)を薬液に添加して注入性や増強効果を確認している。本報では実施工で使用する機材により模擬地盤注入試験を実施しCNFを添加した薬液の注入性および改良効果を確認した。

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