[III-225] 切羽評価点と切羽前方穿孔データの関連性に関する研究
キーワード:穿孔データ、山岳トンネル、切羽評価点
山岳トンネルの施工において支保の設計は,事前の調査によって仮設計を行い,掘削時の切羽の状態を考慮して修正を行う方法が一般的である.切羽評価は,穿孔データと掘削時に得られる目視情報を考慮して,最終的には経験者が総合的に地山の良否を判定している.この切羽評価をより効率的,定量的に行うためにボーリングによって取得可能な穿孔データを利用できないかと考えた.穿孔データは不測の事態を回避するために,事前に切羽前方の地山状況を把握することができる.そこで,本研究では,取得された穿孔データと切羽観察時に行われた切羽評価点との関連性を検証することで,穿孔データによって切羽を定量的に評価できるか検討を行った.
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