Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

トンネル(5)

Chair:Yasuhisa Aono

[III-230] Wireless connection test of LoRaWAN in the mountain tunnel construction site

Fumitaka Mizuno1, Takuya Tani1, Mitsuhiro Ohara2, Toshiyuki Okada2, Kyung-Dong Kim3 (1.TAISEI CORPORATION, 2.MIRAIt Service Design, 3.Wave Electronics Japan)

Keywords:mountain tunnel, LPWA, LoRaWAN, Measurement, Data transmission

LPWAは、広域データ通信と低消費電力を特徴とする無線通信で、IoTデバイスのデータ伝送手段として普及しつつある。建設業においても、LPWAの工事現場への適用がされ始めているが、山岳トンネル工事への適用事例は少ない。山岳トンネル工事の省力化を推進するため、坑内計測のデータ伝送へのLPWAの適用を検討している。LPWAの中でもライセンス不要で、携帯電話の電波が届かない山岳地帯でも低コストでシステムが構築可能なLoRaWAN規格を選定し、トンネル坑内における適用性を検討した。工事中のトンネル現場にて通信可能距離の検証実験を行い、1km以上離れた場所でも安定してデータ伝送が可能であることを確認した。

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