令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

締固め(1)

座長:酒井 崇之(名古屋大学大学院)

[III-244] 被覆型最終処分場における建屋基礎下部の高盛土の設計・施工実績

沼野 友伸3、駒場 聡1、宮澤 俊介2、吉澤 誠3、小渕 考晃3 (1.宇都宮市環境部、2.(株)エイト日本技術開発、3.鹿島建設(株) )

キーワード:最終処分場、高盛土、埋立地、被覆施設

宇都宮市新最終処分場(エコパーク下横倉)は宇都宮市北部の丘陵地に位置し、埋立容量290,000m3の一般廃棄物最終処分場であり、近年事例が多い埋立地を屋根で覆う被覆型処分場である。埋立地は、建設地の沢地形を利用した切盛土による土構造であるが、造成完了後に被覆施設が構築されるため、土構造物が施設基礎支持力以上の強度を確保する必要があった。特に、沢の下流側は盛土高さが約17mの高盛土となるため、盛土完了後の残留沈下対策と盛土構造物の支持力の確保が最重要課題であった。本報文では、高盛土の品質確保を目的として、設計・施工の各段階で実施した事項と盛土完了後に行った支持力評価の結果を報告する。

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