Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

圧縮・圧密(1)

Chair:Motohiro Sugiyama

[III-262] experimential study as long term act of soft clay due to shield tunnel excavation

〇Toshiyuki Nakahiro1, Mamoru Mimura1 (1.Kyoto University)

Keywords:shield tunnel, clay, consolidaiton as long term, secondary consolidation

近年ライフライン構造物のひとつである都市トンネルの支保部材の経年劣化への対応が急がれている。その中で、特に軟弱な粘性土層内に敷設されたシールドトンネルの支保工(セグメント)に著しい劣化現象が多く見られる。本論ではトンネルの施工時のインパクトが粘性土の長期圧密現象を引き起こし、それがセグメントの劣化要因のひとつになっているとの推論に基づき、施工ステップを考慮した三軸試験により粘性土の長期圧密挙動について考察を行った。
その結果、粘性土が施工時のテールボイドによる応力解放、裏込め注入による載荷により受けたせん断力が二次圧密を助長させている可能性があることを確認した。

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