令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤改良(2)

座長:木下 洋樹(株式会社不動テトラ)

[III-212] 粘性土を対象とした高圧噴射撹拌工法の改良原理の解明に向けた基礎的実験 -模型実験による改良機構の可視化-

石塚 光1、長澤 正明1、伊勢 寿一1、遠西 幸男1、宇野 昌利1、長崎 康司2、阿部 正直2、美島 太郎2、手面 修一3、野部 隆治3、佐藤 温人3、加藤 匠悟3、空西 正夫4 (1.清水建設、2.ライト工業、3.島崎エンジニアリング、4.ラサテック)

キーワード:高圧噴射撹拌工法、粘性土、模型実験、CMC

高圧噴射撹拌工法は、セメント系硬化材と水を混合した硬化材スラリーを地盤中に噴射して地盤を切削破壊すると同時に、スラリーと土砂を撹拌混合して地盤を強化する工法である。小型機械で施工可能であり、殆どの地盤に対して高い改良効果が期待できるため幅広い工事に採用されている。一方で、当工法の造成理論においては未解明な部分が多く、実施工において改良径や改良強度に不具合が発生する事例が多発している。そこで、造成理論の解明に向けた一助として、地中での高圧噴射撹拌工法の改良機構を模型実験により可視化することで、ジェットによる切削・撹拌の様子を確認できることがわかった。

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