[III-213] 高圧噴射式の地盤改良による改良体品質について
キーワード:地盤改良、品質管理、高圧噴射式、施工事例、軟弱地盤
高圧噴射式の地盤改良工法の原理は,スラリー状の固化材を回転するロッド先端から水平方向に圧縮空気とともに噴射して原地盤を切削・混合撹拌し,改良地盤を築造する工法である.近年では、既存基礎部材の修復・補強工法としての適用性など,施工上の優位性により,需要が高まりつつある.はじめに、代表的なセメント系の地盤改良体の品質管理手法を概説した.また、実績として示した建築構造物に適用された高圧噴射式の地盤改良体の品質(強度)は、統計的なばらつきを考慮した品質基準を満足しており、今後需要が増えると考えられる杭の補強や既存杭の有効活用が必要な地盤改良において、本工法の適用が可能と考えられる.
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