令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

地盤改良(2)

座長:木下 洋樹(株式会社不動テトラ)

[III-214] 高圧噴射撹拌工法による改良地盤の新しい品質管理方法の適用と効果について

吉富 力1、川西 敦士1、蛯谷 祐至1、吉田 稔1 (1.前田建設工業)

キーワード:耐震補強、地盤改良、高圧噴射撹拌工法、品質管理、早期確認

筆者らは,昨今の高い耐震性が要求される既設の地中構造物において,地盤改良の一種である高圧噴射撹拌工法を適用した.しかし,高圧噴射撹拌工法は,地中で超高圧ジェットによりセメントミルクを噴射して地盤と撹拌混合することでセメント改良地盤を造成するため,改良体の非一様性が相対的に高く,改良径が改良対象地盤の条件に大きく作用されることが課題である.高圧噴射撹拌工法において確実な品質を確保するためには,原位置改良体を様々な品質管理手法を用いて早期に確実に評価することが不可欠である.本稿では,この品質管理方法の適用効果について報告する.

要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン