Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

地盤改良(2)

Chair:Hiroki Kinoshita

[III-216] Fundamental study on cement stabilizer slurry combined with dispersing agent and retarder

Kazuki Kosuda1, Takahito Nozaki1, Takayuki Hayakawa1, Yasuhide Higo1 (1.Taiheiyo Cement Company)

Keywords:stabilizer, slurry, dispersing agent, retarder, BET specific surface

近年地盤改良において、改良土の高強度化や建設発生土量削減の観点から、低い水固化材比(低W/C)のセメント系固化材スラリーを用いた地盤改良を行うケースが増加している。本検討では低W/Cスラリーにおける流動性改善に関する基礎的な知見を得ることを目的に、分散剤と遅延剤を併用した際の物性を確認し、水和の進行の観点から分散剤と遅延剤の相性について検討を行った。その結果、混和剤の組合わせによって、より高い流動性を付与できる可能性もある一方で、各剤の作用が相殺して水和や物性発現へ影響する可能性があり、使用には十分な注意が必要であると考えられた。

Please log in with your participant account.
» Participant Log In