締固め(2)

[III-248] Relationship between solidity, strength and water content of embankment.

〇Tetsuo Abe¹, Yousuke Nakashima¹, Hiroshi Furuya², Keiichi Uchiyama³, Ken Ishiguro⁴, Masafumi Hirata⁴ (1.Nippon Expressway Research Institute Company Limid, 2.OBAYASHI CORPORATION, 3.Sakai Heavy Industries, Ltd., 4.MAEDA CORPORATION)

Keywords:Compaction, Density ratio, Strength, Water content, Settlement, Deformation

高速道路の盛土の品質管理は，密度比管理や空気間隙率管理といった物性値による管理が主流である．密度比管理は，盛土材を転圧することで盛土の密度を上昇させ，より密実な状態にすることで災害に強い丈夫な盛土が構築できるとして行われている．しかしながら，既往の研究で同じ盛土材で密度比が同じであっても含水状態によって強度が異なることが明らかになっている．そのため，盛土の強度を簡易に測定できれば，より合理的かつより確実な盛土の品質管理ができると考える．本論文は，２種類の盛土材料に対し含水状態を変えた４つの試験ヤードを整備し，転圧試験を行い含水比の違いによる盛土の密度と強度の変化について確認を行ったものである．