令和2年度土木学会全国大会第75回年次学術講演会

講演情報

第III部門

洗堀・浸食(1)

座長:内藤 直人(豊橋科学技術大学)

[III-272] 洗掘被害を受けた橋脚の再劣化現象と抜本的対策の検討

塩見 拓也1、窪田 勇輝1 (1.南海電気鉄道株式会社)

キーワード:河川橋梁、直接基礎、傾斜計、根固め、再劣化、被災

当社は1885年(明治18年)創業の我が国初の純民間資本による鉄道会社であり,大阪・難波と和歌山県北部を結ぶ線路(延長約154.8km)を有している.沿線には都市部および海岸部,山間部と多種多様な環境が存在することから,構造物においても橋りょう,トンネル,高架橋,土構造物,自然斜面と種々有している.そのなかでも,直接基礎タイプの河川橋りょうについては,河川増水時の流水による橋脚周辺地盤の洗堀や河床低下の影響により,これまでに橋脚の傾斜などの被害事例が報告されている.今回は過去に補修した橋脚が再劣化したため,抜本的な対策を実施すべく,直接基礎と基盤岩を接合する工法について検討を行った.

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