Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

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第III部門

洗堀・浸食(1)

Chair:Naoto Naito

[III-274] Influence of the Skew Angle for Bridge Pier on Scoured Shape and Pier Stability

Yuki Kurakami1, Taisuke Sanagawa1, Kenji Watanabe2, Wataru Arana2, Naoki Ninohira2 (1.Railway Technical Research Institute, 2.Graduate School of the University of Tokyo)

Keywords:pier, scour, hydraulic model experiment, river bridge, skew angle

流水に対して斜角な橋脚では,流水に対して平行な橋脚と比較して洗掘が促進されるが,その影響については定量的に把握されていない.本論文では,流水に対する橋脚の斜角の有無が洗掘深さ・範囲と橋脚の安定性に及ぼす影響について水理模型実験により検討した.流水に対して平行の橋脚では橋脚の上流側が洗掘されやすく,橋脚が線路直角方向である河川の上流側に変位が発生すると急激に転倒した.一方で,流水に対して斜角の橋脚では,橋脚の上流側を水路左岸側に30°傾けた。その結果,橋脚は右岸側に転倒した.流水に対して斜角の橋脚は,河川の上流に面する範囲で洗掘が著しく洗掘範囲は流水に対して平行の橋脚よりも1.2倍程度広がった.

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