[III-309] サンプリング試料を用いた脈状地盤改良工法の効果確認
キーワード:液状化、地盤改良、液状化試験
筆者らは、線路直下の道路ボックスカルバートの浮き上がり対策として脈状地盤改良工法1)を適用する地点において、試験施工と各種の地盤調査を実施し、液状化対策効果の確認を行っている。各種の密実化工法では、土の密実化による改良効果を期待しているが、実際には拘束圧の増加にも起因している。今回の試験施工においても、N値の増加に対して密度増加と拘束圧増加の影響が支配的な2つの層が確認できた。このうち拘束圧の増加とその緩和の影響について、サンプリング試料を用いた液状化試験を実施して検討した。その結果、拘束圧増加を緩和させて安全側に配慮した場合でも、十分な改良効果が得られることを確認した。
要旨・抄録、PDFの閲覧には参加者用アカウントでのログインが必要です。参加者ログイン後に閲覧・ダウンロードできます。
» 参加者用ログイン