Japan Society of Civil Engineers 2020 Annual Meeting

Presentation information

第III部門

地盤の動的挙動(1)(液状化)

Chair:Hiroshi Yokawa

[III-115] Applicability evaluation for estimation method of cyclic resistance ratio using shear wave velocity

Jun Kawamura1, Makoto Kitayama1, Masataka Shiga2, Takashi Kiyota2, Takemine Yamada3 (1.Chemical Grouting CO.,LTD, 2.University of Tokyo, 3.Kajima Corporation)

Keywords:Cyclic resistance ratio, shear wave velocities, effective stress analysis method

実務で行われているサンプリング手法の場合には、採取時の乱れの影響を受け、原位置の液状化強度比が適切に評価されていない事例があることが知られている。清田らは、原位置のせん断波速度計測、および原位置採取試料を現場密度に調整した再構成試料の室内試験を行うことで原位置液状化強度比を推定する手法を提案している。そこで、本研究では、東北地方太平洋沖地震で液状化の発生が確認されなかった江戸川河川敷の地点を対象に、清田らの手法と従来手法で評価した液状化強度比を用いた一次元有効応力解析を行い、その適用性を検討した。その結果、従来法と比較して、清田らの手法では地震時における現地の状況と整合する結果が得られた。

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